現地22日、米チャーチルダウンズ競馬場でG3シカゴステークス（4歳以上牝馬、ダート7ハロン）が行われ、圧倒的な1番人気に推されていたヴァウヴァが快勝して貫録を示した。

　レースは昨秋のG1BCフィリー＆メアスプリント4着以来の復帰戦だったソサイエティが逃げ、ヴァウヴァはやや離れた2列目で待機。第3コーナーから差を詰めていったヴァウヴァは直線で馬体を併せての叩き合いに持ち込んでソサイエティを競り落とすと、追い上げてきた伏兵ポジターノサンセットも1馬身1/4差で退けた。

　C. ドゥヴォー厩舎のヴァウヴァはガンランナー産駒の4歳馬。5月のG1ダービーシティディスタフステークスに続く連勝で、チャーチルダウンズでは4戦4勝となった。

　競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によるとドゥヴォー調教師は今年は3つの計画を立てており、「彼女はダービーシティディスタフで最初の目標をクリアした。次はサラトガでのG1バレリーナステークス（8月24日）、最後はデルマーでのBCフィリー＆メアスプリント（11月2日）だ」とコメント。ステップレースは状況に応じて判断するとしている。