名種牡馬テイルオブザキャットが死亡、ジオポンティなどを輩出
2024年06月25日 13:25
種牡馬として世界各国で活躍馬を送り出したテイルオブザキャットが、老衰のため現地24日に30歳で死亡したことがアシュフォードスタッドから発表された。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
テイルオブザキャットは父ストームキャット、母父ミスタープロスペクターという血統。半弟には英G1ミドルパークステークスを勝ったミナルディがいる。自身は米G2キングズビショップステークスを勝ったがG1での勝利はなく、通算9戦5勝で引退した。
1999年からアシュフォードスタッドで種牡馬入りすると、2002年に北米2歳リーディングサイアーに輝くなど成功。途中からはオーストラリアとニュージーランドにシャトル種牡馬としても送り出された。
主な産駒は米2歳女王シーズアタイガー、米G1ブリーダーズカップディスタフを制したストップチャージングマリア、米芝G1を7勝して3つのエクリプス賞を獲得したジオポンティ、ニュージーランド2000ギニーを勝ったテルアテイルなど。日本ではエーシントップがニュージーランドトロフィーなど重賞を3勝している。