現地29日、愛カラ競馬場でG2エアリースタッドステークス（2歳牝馬、芝6ハロン）が行われ、1番人気のトゥルーリーエンチャンティングが直線コースの外ラチ沿いで5番人気カリフォルニアドリーマーとともに隊列を先導すると、そのまま2頭の一騎打ちに持ち込み1/2馬身差でねじ伏せた。

　2馬身1/4差の3着に勝ち馬の僚馬で直後を進んだ4番人気のジャニュアリーが続き、同じく勝ち馬の僚馬で2番人気のイージームーバーは、外ラチから最も離れた集団の内側を通って8着に終わった。

　トゥルーリーエンチャンティングはA.オブライエン調教師が管理するノーネイネヴァー産駒。ガリレオ産駒の半姉リリーポンドは2022年にG2キルボイエステイトステークス勝ち、両馬の母アルーリングリーには2017年の英オークスでエネイブルの3着がある。

　トゥルーリーエンチャンティング自身は5月28日にデビュー勝ちするも、6月19日の前走はロイヤルアスコット開催のG2クイーンメアリーステークスで13着に敗れ、ここには連闘に近い形で臨んでいた。