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アルヴァスターが安楽死、4月に米G1マディソンS制覇

2024年07月04日 12:39

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 今年4月に米G1マディソンステークスを制したアルヴァスターが、現地3日の調教で重傷を負って安楽死の処置が取られた。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 オーナーのD.ラドナー氏によると「通常のトレーニングで、すべて順調だった」ようだが、戻ってくる際に右後肢に問題が発覚したという。「このようなことは初めてで、今までで最もつらいことのひとつだ」「調教師や厩務員、すべての人々に申し訳ない」と同氏は話している。

 アルヴァスターはB.ブリンクマン厩舎が管理していたプルピット系ロードネルソン産駒の4歳牝馬。4月のマディソンSでは強豪ヴァウヴァを抑えてG1初制覇を飾った。続く5月のG1ダービーシティディスタフステークスではヴァウヴァに雪辱を許しての2着で、6月にブラックタイプのステークスを勝ったのがラストランとなった。通算成績は10戦6勝(重賞2勝)。