現地6日の英G1エクリプスステークスで古馬相手に勝利した英ダービー馬シティオブトロイ。次走は8月のG1英インターナショナルステークスか9月のG1アイリッシュチャンピオンステークスが有力と見られているが、彼が最後に応えなければならない質問は、米三冠馬の父ジャスティファイのようにダートで勝利できるかどうかだ。

　英競馬メディア『At The Races』によると、同馬を所有するクールモアのJ.マグニア氏はシティオブトロイに米G1ブリーダーズカップクラシックを勝つ資質があるかとの問いに「神のみが知っている」と返答。

　さらに同氏は「私には答えられない。我々は何度かBCクラシック制覇に挑戦したが、ガリレオではうまくいかなかった（2001年に6着）。ジャイアンツコーズウェイはもう少しだったが、ティズナウに阻まれた（2000年にクビ差2着）」と過去の名馬たちを振り返り、「私たちはみんな、普通じゃない何かができるかどうかを見るのが好きなんだ。何があろうと、私たちは挑戦し続ける」と続けていた。