6月末の愛ダービーで2着と好走したサンウェイが、次走に今月27日の英G1キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークスを予定していることが分かった。

　D.ムニュイジエ厩舎のサンウェイはガリウェイ産駒で、全兄にG1英チャンピオンステークスを制したシリウェイがいる良血馬。自身も2歳時に仏G1クリテリウムアンテルナシオナルを勝っており、今年は仏ダービーで7着に終わったものの、愛ダービーでは勝ち馬ロスアンゼルスから3/4馬身差の2着と善戦した。

　英競馬メディア『At The Races』によると、ムニュイジエ調教師は「出られるならキングジョージに出たい」とコメント。サンウェイの才能をたたえ、今年は仏ダービーまでの3戦で未勝利だったことについては、同馬が叩き良化型のため「気分を盛り上げるために数レース走る必要があっただけ」と話していた。