現地13日、英アスコット競馬場でサマーマイルステークス（芝8ハロン）が行われ、圧倒的な1番人気に推されていたクッドワーがデビュー4連勝を決めた。

　クッドワーは中段の4番手に待機したまま直線に入り、他馬より仕掛けを遅らせてから満を持してスパート。抜群の手応えで先頭まで突き抜けると、追い込んできたエインシャントロームを半馬身差で抑え込んだ。

　S＆E.クリスフォード厩舎のクッドワーはキングマン産駒の4歳馬で、キングズベスト産駒の母サッジャーはドバイデューティーフリー（現ドバイターフ）などUAEでG1を2勝した活躍馬。自身は昨年5月にデビューして2連勝後は長期休養に入り、今年5月のリステッドで復帰。そこからさらに2カ月の間隔を挟んでの重賞初挑戦だったが、無敗を守ったまま重賞初制覇を果たした。

　競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、陣営は次走の選択肢として仏G1ジャックルマロワ賞か英G1サセックスステークスを挙げている。