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米G1ハスケルSはドーノックが逃げ切り、ベルモントSに続きマインドフレームを封じる

2024年07月21日 14:15

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 米G1ハスケルステークス(3歳、ダート9ハロン)が現地20日にモンマスパーク競馬場で行われ、3番人気のドーノックが最内枠を利してハナを切ると、4番手から早め追撃の1番人気マインドフレームに1馬身1/4差をつけて勝利を収めた。

 逃げるドーノックに差なく2番人気ティンバーレイク、6番人気ジャストステップオンイットが続き、マインドフレームはドーノックの背後で4番手を追走。第3コーナーから切り替えて3頭分外からドーノックを捕らえにかかった。

 これに対してドーノックは手応え劣勢に見えるも、ラチ沿いの経済コースをキープする強味で巻き返し、馬場の三分所から直線に入ったマインドフレームを突き放すようにゴールした。さらに5馬身開いた3着にはティンバーレイクが続いている。

 D.ガーガン調教師が管理するグッドマジック産駒のドーノックは、マインドフレームを1/2馬身差で封じた前走のベルモントステークスからG1連勝で4度目の重賞制覇。昨年のケンタッキーダービー馬でハスケルSでは2着に敗れた全兄メイジをG1勝利数で上回った。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、ガーガン師はドーノックの次戦をトラヴァーズステークスと明言。また、共同オーナーのR.ヒル氏はオーナーグループがドーノックの種牡馬入りについて、スペンドスリフトファームと合意したことを発表している。