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オペラシンガーが英G1ナッソーS逃げ切り、秋は凱旋門賞に挑戦も

2024年08月02日 12:56

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 現地1日、英グッドウッド競馬場でG1ナッソーステークス(3歳以上牝馬、芝10ハロン)が行われ、初の中距離戦だった3歳馬オペラシンガーが逃げ切った。

 好スタートで飛び出したオペラシンガーは無理なくハナを確保。そのまま直線に入って残り3ハロン付近でスパートすると、ゴール前でシーザファイアに迫られたものの、クビ差でこれを振り切った。

 さらに3/4馬身差の3着はスパークリングプレンティ。4着の英1000ギニー馬エルマルカまでの上位を3歳馬が占め、実績馬エミリーアップジョンは見せ場なく6着に終わった。

 A.オブライエン厩舎のオペラシンガーは、同厩舎の英ダービー馬シティオブトロイと同じジャスティファイ産駒。2歳時に仏G1マルセルブーサック賞を勝ち、今年は愛1000ギニー3着、コロネーションステークス2着とマイルG1で惜敗していたが、距離が伸びたここで2度目のG1制覇となった。

 英競馬メディア『At The Races』によると、オブライエン調教師は「ライアン(主戦のムーア騎手)は昨年のマルセルブーサック賞の後で、この牝馬は凱旋門賞を勝つだろうと言っていた」とコメント。今後は1マイル半のレースに出る可能性はじゅうぶんあるとしたうえで、「ヴェルメイユ賞などがあるが、どうするかはオーナーたちが決める」「(凱旋門賞前に遠征は)必要ないと思うが、やれるかもしれない」と話している。