現地2日、英グッドウッド競馬場でG2キングジョージステークス（芝5ハロン）が行われ、3歳馬ビッグイーヴスがオーストラリアから遠征中のアスフォーラとの接戦を制した。

　好スタートのビッグイーヴス（約57.5キロ）は2番手に付け、実質トップハンデを背負ったアスフォーラ（約60キロ）は中団から後方に控える展開。残り2ハロン付近でビッグイーヴスが持ったまま先頭に立つと、アスフォーラもしぶとく追い上げて最後はかわす勢いだったが、短アタマ差まで迫ったところがゴールだった。

　M.アップルビー厩舎のビッグイーヴスはブルーポイント産駒。2歳時は米G1ブリーダーズカップジュベナイルターフスプリントなど重賞を3勝し、今年はロイヤルアスコットでの英G1キングチャールズ3世ステークスでアスフォーラの3着に敗れていたが、斤量差が広がった今回は雪辱を果たした。