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​G1を4勝の名牝マルキーズドセヴィニエ、凱旋門賞が引退レースに

2024年08月05日 13:20

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 G1を4勝している名牝マルキーズドセヴィニエが、10月の仏G1凱旋門賞を最後に引退する予定であることが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

 A.ファーブル厩舎のマルキーズドセヴィニエはシユーニ産駒の5歳馬。昨年のロートシルト賞でG1初制覇を果たすと続く仏G1ジャンロマネ賞も勝ち、今年は5月の仏G1イスパーン賞からの連勝でロートシルト賞の連覇を達成した。

 今後は連覇のかかる今月の現地18日にあるジャンロマネ賞から引退レースとなる凱旋門賞に直行するもよう。ファーブル調教師は「彼女はロンシャンをよく知っているので、(凱旋門賞の前に)あそこで走る必要はない。馬場についても心配はない。以前に柔らかい馬場で勝ったことがあるから」とコメント。「距離についてはシユーニ産駒だけに何とも言えないが、母系はこなしている(半兄ミアンドルは12ハロン路線のG1を4勝)」と語っている。

 なお同師は他の有力馬にも言及。G1パリ大賞を制した3歳馬ソシエは凱旋門賞の前哨戦にあたる9月の仏G2ニエル賞に向かい、昨年末にG1香港ヴァーズを制したジュンコはしばらく休養してジャパンカップか香港カップ出走を検討するという。