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アガ・カーンスタッドがルジェ厩舎から引き揚げへ、預託馬をグラファール厩舎に移籍

2024年08月14日 13:45

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 アガ・カーンスタッドは現地13日、フランスのJC.ルジェ厩舎に預託している馬について、エーグルモンのF.グラファール厩舎へ移動させる予定であることを公式サイトで発表した。運営の合理化が目的としている。

 ルジェ師は今月8日に来年1月から若手のJ.レニエ調教師と共同で厩舎運営に当たることを発表したばかりで、現地の報道ではルジェ師とレニエ師が三方に構える厩舎をどのように運営していくかに注目が集まっていた。

 アガ・カーンスタッドは声明の中にルジェ師の管理で活躍した馬を列挙するとともに、19年に及ぶ貢献に対して心からの感謝を申し添えている。

 なお、英競馬メディア『racingpost.com』によると、アガ・カーン殿下のフランスにおける主力預託先だったA.ロワイエデュプレ調教師が2021年に引退後、新たな預託先として管理馬を引き継いだグラファール師は、それ以降にアガ・カーン殿下の所有馬を数々の成功に導いてきた。

 フランスギャロの公式サイトには、グラファール師がアガ・カーン殿下の組織の所有馬61頭を管理しているとの登録があり、そうした中には英インターナショナルステークス(21日)に挑戦予定のカランダガンがいる。また、すでに引退したものの今年の仏1000ギニーを制したルーヒヤもグラファール師の管理だった。