7月に英G1ジュライカップを制したミルストリームが、9月の英G1スプリントカップを回避。年末のG1香港スプリントを目標に新たなローテーションを組むことが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

　J.チャプルハイアム厩舎のミルストリームはグレンイーグルス産駒の4歳馬。5月の英G2デュークオブヨークステークスで重賞2勝目を挙げると、ロイヤルアスコットでの英G1クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス3着を挟んで、ジュライカップでG1初制覇を果たした。

　今月4日の仏G1モーリスドゲスト賞は5着。今後は10月のアスコット開催でのG1英チャンピオンズスプリントステークスから12月の香港スプリントに向かう見込みで、チャプルハイアム調教師は「彼は2カ月で5走もしており、チャンピオンズデーに疲れた状態で出走したくなければ、ヘイドック（スプリントC）を回避してアスコットに向けてリフレッシュし、その後は香港に向かうのが賢明だと判断した」と話している。