愛カラ競馬場で現地17日にG3ロイヤルホイップステークス（3歳以上、芝10ハロン）が行われ、単勝1.57倍の圧倒的人気を集めたコンティニュアスが好発から逃げ馬の外2番手に収まると、直線の追いくらべから余力十分に1/2馬身抜け出して快勝した。

　2着にトラストユアインスティンクトが逃げ粘り、さらに2馬身1/2差の3着にはコンティニュアスを直後でマークしたコートユールッキングと2番人気を分け合う2頭が続いた。

　A.オブライエン調教師が管理するハーツクライ産駒のコンティニュアスは、昨年のG1英セントレジャー以来となる通算4度目の重賞制覇。その後はジャパンカップ遠征を視野に入れるも歩様の乱れで休養に入り、明け4歳の今年は6月のハードウィックステークスまで始動が遅れていた。

　オブライエン師は地元メディアの『irishracing.com』などに対して「アイリッシュチャンピオンステークスでも愛セントレジャーでもいい」「彼は万能だからね」と選択肢が豊富にあることを打ち明ける一方で「凱旋門賞を見据えて愛チャンピオンSにするかもしれない」と具体的なプランにも言及している。