フランスのドーヴィルで17日、アルカナ社8月（オーガスト）1歳セールの2日目が行われ、初日に続き、矢作芳人調教師（63）が落札した。

　この日の落札馬は上場番号199番のセントマークスバシリカ産駒（牡1、母ラブミードゥー）で10万ユーロ（約1600万円）。父はシユーニ産駒で21年に仏2冠、エクリプスS、愛チャンピオンSを制した名馬。セール開幕前の取材で矢作師が注目している種牡馬として名前を挙げていた。199番のカタログに記された近親には凱旋門賞馬ソットサスや今秋の凱旋門賞に挑戦するシンエンペラーの名前がある。

　また、前日に矢作師落札したフランケル産駒について、レーシングポスト電子版はシンエンペラーと同じ藤田晋オーナーの代理購買であることを伝えている。

出典：日刊スポーツ