NY牝馬三冠の最終戦、アラバマSはパワースクイーズが制す
2024年08月19日 11:10
現地17日、米サラトガ競馬場でニューヨーク牝馬三冠の最終戦にあたるG1アラバマステークス(3歳牝馬、ダート10ハロン)が行われ、J.カステリャーノ騎乗のパワースクイーズが後方からの末脚一閃で1番人気のキャンディドを差し切った。
パワースクイーズは道中で後方2番手に控えて第3コーナー手前からロングスパート。先に外からまくっていったキャンディドが直線半ばでいったん先頭に立つが、これに外から馬体を合わせに行ったパワースクイーズが一騎打ちに持ち込み、最後はクビの上げ下げの末にアタマ差で競り勝った。3着はさらに1馬身差でジャストバスキングだった。
J.デルガド厩舎のパワースクイーズはユニオンラグズ産駒。三冠初戦のG1エイコーンステークス3着の後、前走のG3デラウェアオークスで重賞2勝目を挙げており、今回がG1初制覇となった。