英国を代表する女性ジョッキーの1人、ヘイリー・ターナー騎手（41）がドックランズ（牡4、H・ユースタス）とのコンビで英インターナショナルSに参戦する。

　ターナーのG1制覇となれば、12年のビヴァリーDS（米国）以来12年ぶり。地元英国のG1制覇となれば、ジュライC、ナンソープSを勝った11年以来13年ぶりになる。最後に英国でG1を勝ったナンソープSでコンビを組んでいたのはマーゴットディド（無敗で皐月賞制覇、ダービー2着のジャスティンミラノの母）だった。

　今回コンビを組むドックランズは4歳の上がり馬。前走ロイヤルアスコット開催のクイーンアンSはG1初挑戦で2着。勝ったシャリンは次走のジャックルマロワ賞を3馬身差で圧勝しており、内容は高く評価できる。課題は初めて走る2000メートルだが…。

　ターナー騎手自身は先日行われた騎手招待競走「シャーガーC」で3度目のシルバーサドル賞（最多ポイント獲得）を受賞し、7月には英国通算1000勝の大台も達成した。絶好調ターナー騎手の仕掛けで見せ場以上を期待したい。

出典：日刊スポーツ