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米G1ソードダンサーS、ファーブリッジがスローペースに持ち込み逃げ切り

2024年08月25日 14:16

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 米サラトガ競馬場で現地24日に行われたG1ソードダンサーステークス(4歳以上、芝12ハロン)は、軽く気合いをつけられて主導権をにぎった3番人気のファーブリッジが、スローペースに持ち込むと1番人気メジャードタイムに1馬身差をつけて逃げ切った。

 J.ロザリオ騎手にひと押しされて難なくハナに立ったファーブリッジは、6ハロン地点を1分17秒21の超スローペースで通過。終盤に向けてピッチを上げていくと、背後の3番手から追い上げるメジャードタイムに直線半ばで半馬身差に詰め寄られるも、最後は突き放してゴールした。さらに3馬身1/4差の3着争いは2番手追走の2番人気シルバーノットが制している。

 ファーブリッジはC.クレメント調教師が管理するイングリッシュチャンネル産駒の4歳牡馬で、昨年7月のG1ベルモントダービー以来となる通算2度目の重賞勝ち。クレメント師はこのレース5勝目とし、自身の持つ記録を更新した。

 なお、ニューヨーク競馬協会(NYRA)の公式サイトでは、単勝1.8倍の人気を裏切る形となったメジャードタイムのW.ビュイック騎手のコメントを紹介。「自分の馬は道中でやや力みがあった。彼には1マイル1/4(10ハロン)がちょうど良いのではないかな」と敗因に触れている。