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牝馬のマジカルズーが伝統のイボアHを快勝、陣営はメルボルンC遠征に意欲

2024年08月28日 13:30

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 英ヨーク競馬場イボア開催の最終日を飾る伝統の一戦、イボアハンデキャップ(3歳以上、芝14ハロン)が現地24日に20頭により争われ、中団の内ラチ沿いを追走した1番人気のマジカルズーが、直線でスムーズに馬群の外へ持ち出されて快勝した(2馬身3/4差)。

 2着は16番人気を分け合う2頭による争いとなり、後方から外を追い込むキハバが勝ち馬の背後から馬群の中を抜けたワンフォーザガッターを際どく差し切り。2番人気のジギーは13着に沈んだ。

 マジカルズーは昨年に引退の障害女王ハニーサックルなども管理したアイルランドのH.ブロムヘッド調教師が管理するシャントゥ(父アレッジド)産駒の6歳牝馬。マジカルズー自身も今年4月末まで重賞1勝など障害戦線でキャリアを築き、622日に平地で初勝利を挙げると、続く前走のG3スタネーラステークス(3着)を挟んで臨んでいた。

 英競馬メディア『attheraces.com』によると、ブロムヘッド師は「このレースを見て育ち、勝てるなんて夢にも思っていなかった」と感激。「メルボルン(カップ)の優先出走権を得たから、これから話し合いを始めないとね!」と遠征に意欲を見せている。