米G2パットオブライエンS、3歳馬のレイジングトーレントがザチョーズンヴロンを下す
2024年08月28日 13:35
米デルマー競馬場で現地24日に行われたG2パットオブライエンステークス(3歳以上、ダート7ハロン)は、3番人気のレイジングトーレントがゲートを決めてハナに立つと、離れずマークする圧倒的人気のザチョーズンヴロンを一騎打ちの末に差し返した(クビ差)。
3馬身1/2差の2着に木村和士騎乗の5番人気ビッグシティライツが続き、2番人気のセニョールバスカドールは中盤まで馬群から離れた最後方に置かれるなど、さらに3馬身差の4着に終わった。
レイジングトーレントはD.オニール調教師が管理するマキシマスミスチーフ(父イントゥミスチーフ)産駒の3歳牡馬で重賞初制覇。2歳の昨年は7月にデビュー勝ちするも、その後はG1を含む重賞や芝で結果を出せず、今年5月にダートの条件戦で短距離を試すと、今回まで3連勝と適性を見つけてきた。
この勝利により、レイジングトーレントは11月に当地で行われるブリーダーズカップダートマイルの優先出走権を獲得している。