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香港の歴史的王者ゴールデンシックスティが正式に引退、余生は日本で

2024年09月14日 11:31

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 香港でG1を10勝するなど長年に渡って活躍を続けた名馬ゴールデンシックスティの引退が、現地13日に香港ジョッキークラブ(HKJC)から正式発表された。余生は日本のノーザンファームで過ごす予定となっている。

 ゴールデンシックスティはメダグリアドーロ産駒の9歳セン馬。2019年9月から2021年12月まで、香港4歳三冠や香港マイル連覇を含めて破竹の16連勝を果たすなど一時代を築き、今年4月のラストランまで通算31戦26勝、世界歴代最高額となる獲得賞金1億6717万600香港ドル(約30億1800万円)を達成した。

 オーナーのS.チャン氏は「ゴールデンシックスティは私と家族にとって、単なる競走馬以上の存在だった。仲間であり、友人であり、真のチャンピオンだった。彼が走るのを見るのは私の人生で最も大きな喜びのひとつだった」とコメント。関係者やファン、そしてゴールデンシックスティ自身に感謝を捧げた。