NEWS

ニュース

ニュース/コラム

​愛G1ヴィンセントオブライエンナショナルS、伏兵スコルシーチャンプが勝利

2024年09月17日 12:25

  • 友だち追加数

 現地15日、愛カラ競馬場でG1ヴィンセントオブライエンナショナルステークス(2歳牡馬・牝馬、芝7ハロン)が行われ、D.マクモナグル騎乗の伏兵スコルシーチャンプが圧倒的な1番人気に推されていたアンリマティスを下した。

 最内枠から出たスコルシーチャンプは、アンリマティスとともに最後方近くに待機。残り2ハロン手前で追い出すと、先に抜け出していたシーガルズイレブンを残り1ハロン手前でとらえ、アンリマティスの追撃も3/4馬身差で抑え込んだ。

 J.オブライエン厩舎のスコルシーチャンプはメーマス産駒。ニューアプローチ産駒の母は未勝利馬だが、全姉のマラヴァスは重賞2勝に仏G1フォレ賞などG1での2着2回と活躍した。

 自身は前走の愛G2フューチュリティステークスではアンリマティスに2馬身差の3着と完敗だったが、その雪辱を果たしてのG1初制覇となった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、オブライエン調教師は「彼はマイラーだと思うので、ラガルデールかブリーダーズカップに行くかもしれない」と語り、仏G1ジャンリュックラガルデール賞と米G1のBCジュベナイルターフを次走の候補に挙げた。