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​英老舗競馬メディア、シンエンペラーを凱旋門賞の2番手タイと暫定評価

2024年09月19日 14:46

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 レーティングの先駆けとして知られる英競馬メディアのタイムフォーム社が、現地14日に行われたG1アイリッシュチャンピオンステークスの結果を踏まえて同社独自の「タイムフォームレーティング」を更新。3着だった日本馬シンエンペラーはレーティング114から123に急浮上した。

 同社のレースレポートではシンエンペラーが2020年の凱旋門賞馬ソットサスの全弟であることに触れ、凱旋門賞では距離が2400メートルに伸びるのが追い風になると指摘。混戦が予想される今年の凱旋門賞では目立つ存在になりそうだと評価した。

 ちなみにレーティング123は凱旋門賞の前哨戦にあたる仏G2ニエル賞を制したソシエより3ポンド高く、英G1エクリプスステークス2着馬で凱旋門賞では武豊騎手が騎乗予定のアルリファーと同等の評価だ。

 なお凱旋門賞を想定して馬齢や斤量などを加味した同社独自の暫定評価では、仏G1ヴェルメイユ賞を勝った4歳牝馬のブルーストッキングが133でトップ。132でアルリファーとシンエンペラーが続いた。

 以下は131でニエル賞で3着と初黒星を喫した仏ダービー馬ルックドゥヴェガ、131でヴェルメイユ賞2着のアバンチュールと愛チャンピオンSでシンエンペラーにアタマ差の4着だった愛ダービー馬ロスアンゼルス、129でソシエとなっている。