ドバイターフ3連覇のロードノースが引退、今後はゴドルフィンの施設で余生
2024年09月25日 13:18
史上初のドバイターフ3連覇など息の長い活躍を見せてきたロードノースの引退が決定。英ニューマーケットのウッディットンにある「ゴドルフィン・リホーミング」で余生を送ることが発表され、英競馬メディア『racingpost.com』などが報じた。
8歳セン馬のロードノースはキャリア通算で24戦10勝し、2021年から2023年にかけて達成したドバイターフの3連覇では、2022年にパンサラッサと同着優勝を飾ったのをはじめ、2021年はヴァンドギャルド、2023年はダノンベルーガを2着に抑えるなど日本調教馬と数々の激闘を演じた。
また、G1レースは2020年のプリンスオブウェールズステークスも加えると計4勝したが、後に複数のG1を勝つアデイブを2着に下したその一戦でキャリアハイのレーティング123を記録。獲得賞金は640万ポンド(約12億3000万円)を超える。
ロードノースを管理したJ.ゴスデン調教師は「彼にはたくさんのキャラクターがあり、調教するのは長年にわたる楽しみだった。(ゴスデン師の)クレアヘイヴン厩舎の皆が彼との別れを悲しむだろう」と惜しんでいる。