【凱旋門賞】「レジェンド武豊の騎乗が本気でうれしい」アルリファーのジョセフ師が会見で敬意
2024年10月02日 13:44
凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)にアルリファー(牡4)を送り出すアイルランドのジョセフ・オブライエン調教師(31)が1日、フランスギャロ主催の共同会見で意気込みを語った。
ジョセフ師は「この馬はスピードとスタミナを兼ね備えていて、凱旋門賞を走れる素質があると思っていました。今年の初めから(凱旋門賞を)この馬の秋のターゲットにしてきて、前走(ベルリン大賞)の勝利は回復する時間が十分に取れるため、ステップとして理想的なレースでした。また、この馬はあらゆるコース形態に適応できるというアドバンテージもあります」と同馬を紹介。続けて、「凱旋門賞のスタートに管理馬がいるだけでも素晴らしいことですが、アルリファーのように、本当にチャンスがある馬なら、なおさら素晴らしいです。先週、ユタカ・タケ(武豊騎手)がアイルランドに来て、馬のことを理解しました。彼はアルリファーにいい感触をつかんでくれましたし、このレジェンドが騎乗できることは本気でうれしく思っています」とレースへの意気込み、日本のレジェンド武豊騎手への敬意を語った。
ジョセフ師はエイダン・オブライエン調教師の長男で、父の厩舎の主戦騎手として、さまざまなビッグレースを制覇。今回は騎手時代に果たせなかった凱旋門賞制覇へ、調教師として挑むことになる。