現地2日、ニュージーランドのマタマタ競馬場でG1アローフィールドスタッドプレート（芝1600m）が行われ、R.エリオット騎乗の伏兵ワンボールドキャットが接戦を制した。

　前半は中段やや後ろに控えたワンボールドキャットは最終コーナーで外から上がっていき、直線では馬場の中央に持ち出してスパート。先に抜け出していた1番人気のスキューウィフをゴール寸前でとらえ、0.2馬身差の勝利をもぎ取った。

　R.パターソン厩舎のワンボールドキャットはザボールドワン産駒の6歳セン馬。昨年11月にG3カウンティーズカップを勝っており、G1では今年2月のハービーダイクステークス3着が最高だったが、ここで嬉しいG1初制覇となった。