プレッチャー厩舎の「二の矢」、タピットトライスがBCクラシックに向け調整順調
2024年10月19日 11:27
今年の米G1ブリーダーズカップクラシックに最有力候補のフィアースネスを送り出すT.プレッチャー厩舎のもう1頭の有力馬、タピットトライスが順調な仕上がりを見せているようだ。米競馬メディア『Daily Racing Form』が報じている。
タピットトライスはタピット産駒の4歳馬で、昨春にG1ブルーグラスステークスを制覇。クラシックや夏のG1戦線では勝てなかったものの、今年は7月のG3モンマスカップ、前走のG2ウッドワードステークスと重賞を2勝している。
プレッチャー調教師はタピットトライスについて「彼には満足している。調教は順調だ」と語り、「ちょうどいいタイミングでピークを迎えているようだ」と続けた。BCクラシックではモンマスCで騎乗し、昨年のBCクラシックをホワイトアバリオで制したI.オルティスJr.騎手とのコンビが予定されている。
なお同厩舎ではG1ホイットニーステークス2着、ウッドワードS3着のクルーピもBCクラシック出走が検討されているが、まだ決定には至っていないという。