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凱旋門賞でオーギュストロダンに乗りたかった…ライアン・ムーア騎手が激白

2024年10月19日 14:12

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 「サラブレッドデイリーニュース」電子版が17日、ライアン・ムーア騎手(41、英国)のインタビュー記事を掲載した。「馬がすべて。リラクタントなスーパースター、ライアン・ムーア」と題した記事の中で、ムーア騎手は自身への評価に対する謙虚な姿勢や、勝利への意欲、クールモアの主戦騎手として、BCクラシックに挑むシティオブトロイ(牡3)やジャパンCに参戦するディープインパクト産駒オーギュストロダン(牡4)を冷静に語っている。

 6日にフランスで行われた凱旋門賞で愛ダービー馬ロスアンゼルスに騎乗(3着)し、その数日後に行われたとされるインタビュー。昨年の英愛ダービー、BCターフなど、G1・6勝を挙げているオーギュストロダンについて、ムーア騎手は「私が本当に高く評価している馬です。(エコノミクスに惜敗した)愛チャンピオンSは自分自身に腹を立てました」と前走を振り返った後、「先週、凱旋門賞の前にこの馬に乗ったのですが、エイダン(オブライエン調教師)が『どちらに乗りたい?』と聞いてきたので、私は彼(オーギュストロダン)に乗りたいと答えました。ただ、天候の状況から判断すると、この馬を走らせないのは正しい判断でした」と激白。出馬投票ギリギリまで登録を残し、凱旋門賞参戦の可能性を残していたオーギュストロダンへの絶大な評価を明かしている。

 ジャパンC(G1、芝2400メートル、11月24日=東京)のラストランへ向けては、「日本で良いフィニッシュを迎えてほしい。彼は本当に、本当にいい馬です。すべてを持っています。すべてを持っていることを示してきました。2歳の2月に彼を初めて見て、またがったとき、エイダンに『この馬はダービー馬になると思う』と言いましたから」とあらためて、思いを語っている。

出典:日刊スポーツ