JRAは24日、11月17日に京都競馬場で行われるG1マイルチャンピオンシップに欧州屈指のマイラーであるチャリンの参戦と同馬の来日予定を発表した。

　R.ヴェリアン厩舎のチャリンはダークエンジェル産駒の4歳馬。今月19日の英G1クイーンエリザベス2世ステークスを勝つなど、今年は欧州マイルG1を3勝、2着2回と抜群の実績を誇る。JRAによると11月6日に来日して本番に備えるという。

　チャリンは年内での引退と来年からの種牡馬入りが決定しており、ヴェリアン調教師は英競馬メディア『Racing TV』に対して「ブリーダーズカップマイルはアスコット（クイーンエリザベス2世S）からわずか14日後なので大変。（12月の）香港マイルの頃にはフランスでブリーダーにお披露目できるようにしたい」「もう1戦するなら、タイムラインの観点から日本（マイルCS）が適しているし、あのレースには権威と名声がある」と話していた。

　なおオーストラリアンギニーなど豪G1を2勝しているサウスポートタイクーンは出走を辞退した。