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独G1バイエルン大賞、昨年2着のアシステントが雪辱して種牡馬入り

2024年11月11日 13:26

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 現地10日、独ミュンヘン競馬場でG1バイエルン大賞(芝2400m)が行われ、T.ハマーハンセン騎乗のアシステントが昨年2着の雪辱を果たした。

 好スタートを切ったアシステントは内の3番手と好位を確保して向こう正面へ。隊列に大きな変化なく最後の直線に入るとアシステントと並ぶ位置にいたエインシャントウィズダムが外から先頭に立ち、そこへ中段から伸びてきたティファニーも猛追する。

 残り150メートル付近でティファニーがエインシャントウィズダムを振り切って勝負ありかと思われたが、そこへいったんは2頭に離されたアシステントが最内から差し返し、ゴール寸前で先頭まで突き抜けた。

 2着はクビ差でティファニー。さらに1馬身半差の3着にエインシャントウィズダムが続いた。

 H.グレーヴェ厩舎のアシステントはシーザムーン産駒の5歳馬。昨年は重賞2勝を挙げ、このバイエルン大賞でジュンコの2着。今年は前走のG3ヘルブストトロフィーからの連勝で待望のG1初制覇を果たした。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、グレーヴェ調教師はアシステントがこの勲章を手土産に種牡馬入りする予定だと明かしている。