10月のトゥーラックハンデキャップでG1初制覇を飾った豪州のアンティノが香港マイルに参戦することになり、地元競馬メディア『racing.com』が報じた。

　アンティノはT.ゴーラン調教師が管理するレッドウッド（父ハイチャパラル）産駒の6歳セン馬。昨年10月のG3サンダウンステークスで重賞初制覇を飾り、次戦のG1トゥーラックHでは2着に惜敗した。しかし、8月31日に始動した今シーズンはトゥーラックHで雪辱のG1初制覇を飾るなど、前走のカンタラステークス（2着）、9月のマカイビーディーヴァステークス（3着）など全て4着以内に好走している。

　なお、前走のカンタラステークスでは豪州トップマイラーのミスターブライトサイドに0.46馬身及ばなかったアンティノだが、主戦のB.シン騎手が騎乗停止中につきM.ザーラ騎手と初めてコンビを組んでいた。香港マイルでの鞍上はかつて香港のライセンスを取得し、香港スプリント制覇などの経験があるシン騎手に戻るとのこと。

　また、同メディアでは豪チャンピオンズSで1年余りの休養から復帰したウィズアウトアファイトも香港遠征の予定と触れている。