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アモレーシングを率いるジューラブシャン氏、M.スタウト師が引退後の厩舎を買収か

2024年11月13日 12:55

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 イラン系の実業家で、新興のアモレーシングを率いるK.ジューラブシャン氏が、引退に伴いM.スタウト調教師が引き払う英ニューマーケットのフリーメイソンロッジ厩舎の入札に参加していることを英競馬メディア『racingpost.com』が報じた。

 フリーメイソンロッジ厩舎はスタウト師が1970年代から拠点を置き、ジューラブシャン氏が今年になって袂を分かったR.ヴェリアン調教師の厩舎に隣接している。2016年の土地登記簿によると100万ポンド(約1億9700万円)を超える価値があり、『racingpost.com』は同氏の他に2つの組織が入札に参加していることを確認しているという。

 ジューラブシャン氏は38馬房から成るフェルステッドコート厩舎をランボーンに構え、R.フィエーレ氏に監督を任せてアモトレーニングセンターを運営。英国で16人の調教師に所有馬を預託している。

 しかし、ジューラブシャン氏は自身が出演したポッドキャストの番組で「ランボーンやニューマーケット界隈で生産と調教の事業拡大ために積極的に探し物をしていたんだ」と現状の施設では手狭になったことを示唆。ただ、入札には参加しているものの事を性急に進めるつもりはなく、希望が通らなければ引き続き物件を探すと話している。

 今年のジューラブシャン氏はジョアン殿下ら共同所有のオーナーたちの分も含めて馬の購買に4300万ポンド(約84億7700万円)を投入。その一方、2023年に種牡馬入りしたペルシアンフォースに加え、キングオブスティールやブカネロフェルテ、ゴーベアーズゴーの引退により種牡馬事業も拡大している。