KYダービー馬ミスティックダンは年内休養、KYオークス馬ソーピードアンナも合流へ
2024年11月20日 13:00
今年のケンタッキーダービーを制したミスティックダンとケンタッキーオークスの覇者ソーピードアンナが、そろってルイジアナ州のフェアグラウンズ競馬場で冬を過ごすことになった。米競馬メディア『drf.com』が報じている。
K.マクピーク調教師が管理する両馬は4歳の2025年も現役続行が決定済み。ミスティックダンはKYダービー後にプリークネスステークスとベルモントステークスで連敗し、それを最後に実戦から遠ざかっているが、キーンランド競馬場で2度の追い切りを消化した後にフェアグランズ競馬場に落ち着き、そこでも時計を2度出している。
ただ、マクピーク師は年内の復帰を否定しており、今後2週を目途に来季の予定を決めたい意向。将来の種牡馬価値を考慮しながら、ミスティックダンのためになる選択をしていく方針を明かした。
一方、ソーピードアンナは前走のブリーダーズカップディスタフで古馬を破るなどG1を5勝したが、2歳馬を除けば他に複数のG1勝ちがある馬は存在せず、米年度代表馬の有力候補に挙げられている。
BCディスタフ後の回復も上々で、現在はケンタッキー州レキシントンにあるマクピーク師の牧場で60日間の休養に入っている。その後にフェアグラウンズ競馬場に移動し、復帰に向けた調教計画を立てる予定。マクピーク師は4月12日のアップルブロッサムハンデキャップ(オークローンパーク競馬場)を主な目標としている。