香港ジョッキークラブ（HKJC）は現地19日のリリースで、香港カップにザフォクシーズ、香港スプリントにスターラストと、英国から各1頭の追加登録があったことを発表した。

　香港CのザフォクシーズはA.ボールディング調教師が管理するチャーチル（父ガリレオ）産駒の4歳牡馬。2歳時に出世レースのG2ロイヤルロッジステークス、明け3歳の昨年も英ダービー前哨戦のG2ダンテステークスを制したものの、本番ではオーギュストロダンの5着に敗れるなどG1は米ベルモントダービーでの2着が最高。今年は4戦未勝利と結果を出せておらず、前走のG3ダーレーステークス（5着）が半年ぶりの実戦だった。

　香港スプリントに追加登録したスターラストはR.ベケット調教師が管理するフェアリーキング系ズースター産駒の3歳牡馬。2歳の昨年にオールウェザーのG3サイレニアステークスで重賞初制覇を飾り、ブリーダーズカップジュベナイルターフスプリントでの3着がある。3歳の今年は重賞勝ちがなかったが、8月のG1ナンソープステークスで3着に好走すると、前走のBCターフスプリントでG1初制覇を飾っている。

　また、香港スプリントには地元のコパートナープランスも追加登録した。同馬はエポレット（父コマンズ）産駒の5歳セン馬で通算14戦7勝。昨シーズンは3月から条件戦を6連勝で締めたが、今シーズンは重賞に初挑戦の前走（ジョッキークラブスプリント）で11着に惨敗するなど、4戦1勝と足踏みしている。