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苦戦続くマッシヴソヴリン、パートン騎手は香港Cへ精神面の課題に言及

2024年11月27日 12:05

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 3月の香港ダービーを制すも、その後は苦戦が続いているマッシヴソヴリンについて、地元メディアの『サウスチャイナモーニングポスト』(電子版)が、香港カップでの巻き返しを期すZ.パートン騎手の声を交えてレポートしている。

 マッシヴソヴリンは現地26日に行われた芝1600mのトライアルに参加し、パートン騎手に軽く促されるだけで3頭の同走馬たちを一蹴。パートン騎手は「マッシヴソヴリンのために言い訳を続けたくはない。でも、(連敗中の)最近3戦で見せた以上のものを感じる」と手応えを口にした。

 パートン騎手は3連敗の原因について「(クイーンエリザベス2世カップは)濡れた馬場に直撃され、(チャンピオンズ&チャターカップは)2400mが彼には長かったし、先日の今季初戦(ササレディースパース)は半マイルで他馬が動いた時に離されてしまった」と釈明。「彼のために言い訳できるとすれば、こんなところだけど、どこかで彼が結果を出しはじめないとね」と、マッシヴソヴリンに奮起を促している。

「調教では動いてるしよく走るけど、ズルさが出てきてしまっているんだ。先頭に立ったり、馬群から離れたりすると(走るのを)やめたがる。ゴール板を過ぎればすぐに止まってしまうし」と、近走の不振は集中力に問題があると言及した。

 香港Cはマッシヴソヴリンにとって良い腕試しというパートン騎手は「レーティングが離されているし、これまで以上に改善しなければならない。簡単なことではないけど、ここが彼の居場所であって欲しいし、彼がそれを示さないとね」と希望を捨てていない。