現地30日、米チャーチルダウンズ競馬場でG2ゴールデンロッドステークス（2歳牝馬、ダート8.5ハロン）が行われ、L.サエス騎乗のグッドチアが1番人気に応えて快勝した。

　グッドチアはスタートで隣の馬に寄せられたこともあり、ほぼ一団の馬群の後方からのレースに。しかし第3コーナーで楽な手応えのまま進出して早くも先頭に並びかけると直線では2番人気のエクラタンをあっさりかわし、最後は2番手に上がってきた3番人気のクワイエットサイドに2馬身半差をつけての勝利だった。

　B.コックス厩舎のグッドチアはメダグリアドーロ産駒。これでデビューから無傷の4連勝、重賞初制覇となった。母のウェディングトースト（父ストリートセンス）はオグデンフィップスステークスなど米G1を2勝の活躍馬で、近親にはシガーマイルハンデキャップ連覇など米G1を5勝したコンガリー（父アラジ）もいる。