通算1440勝のシュタイン騎手が引退、SS系サイレントポエットでG1制覇
2024年12月14日 12:51
カナダを代表するジョッキーのひとりだったJ.シュタイン騎手が現役引退を表明した。今後はスチュワードとしてレースに関わっていくという。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
44歳のシュタイン騎手はカナダのブリティッシュコロンビア州出身。19年のキャリアで通算1440勝を挙げ、2012年にカナダ版ダービーのクイーンズプレート(現キングズプレート)をストレイトオブドーバーで制覇した。
そのほかにも、サイレントネーム(父サンデーサイレンス)の産駒サイレントポエットで21年のカナダG1ハイランダーステークス、スターシップジュビリーで20年のカナダG1ウッドバインマイルを勝っている。
今年11月に5頭が落馬したアクシデントで椎骨や肋骨を骨折して以降はレースに騎乗していなかったシュタイン騎手は「レースに乗れなくなるのは寂しく、新たなキャリアを始めるために引退するのはほろ苦い気持ち」としつつ、大好きな競馬界に残れるのは嬉しいとも語っている。