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名馬輩出の香港G3チャイニーズクラブCC、重賞初挑戦のパッチオブシータが快勝

2025年01月08日 11:25

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 元旦の香港シャティン競馬場でG3チャイニーズクラブチャレンジカップ(芝1400m)が11頭により争われ、1番人気のパッチオブシータが4番手追走から残り100mで先頭に立つと、その先は流す余裕で2着に1馬身3/4差をつけて快勝した。

 逃げ粘る4番人気のドロムベグバナーが中団後ろから追い上げる2番人気のグリーンンホワイトを1/4差馬身差に抑えて2着を確保し、カリフォルニアスパングル(5番人気)は2番手追走も9着に沈んだ。

 パッチオブシータはK.ルイ調教師が管理するフェアリーキング系ズースター産駒の5歳セン馬で今回が重賞初挑戦。デビュー5戦目の昨年3月に初勝利を挙げると、その後にクラス3で3勝を重ね、前走でクラス2を勝ったばかりだった。これで通算14戦6勝としている。

 なお、9着のカリフォルニアスパングルは約61kg(135ポンド)のトップハンデ、2番目に重いビューティージョイ(6番人気で7着)も約58.5kgのハンデを負担。一方、上位4頭までは約52kg(115ポンド)だった。

 チャイニーズクラブCCは2020年にゴールデンシックスティがハンデ116ポンドで重賞初制覇、2023年にもラッキースワイネスがハンデ135ポンドで重賞2勝目を飾るなど飛躍の足掛かりとした。