現地18日、米フェアグラウンズ競馬場でケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「Road to the Kentucky Derby」のG3ルコントステークス（3歳、ダート8.5ハロン）が行われ、F.ジェルー騎乗のディスコタイムが接戦を制して無敗をキープした。

　外目の枠から出て中段に付けたディスコタイムは一貫して外を回らされ、直線でも大外に進路を取らざるを得ない展開に。それでもしぶとく伸びていき、先に抜け出していたビルトをクビ差でとらえたところがゴールだった。

　B.コックス厩舎のディスコタイムはノットディスタイム産駒。重賞初挑戦で白星をつかみ、デビュー3連勝となった。ルコントSはG2リズンスターステークスのステップレースでもあり、厩舎の先輩であるマンダルーンは2021年に3着となった後にリズンスターSを勝利。5月のG1ケンタッキーダービーは2位入線ながらメディーナスピリットの失格による繰り上がり勝利を収めた。