2024ロンジンワールドレーシングアワードが現地21日に英国・ロンドンのサヴォイホテルで催され、アイルランドのシティオブトロイとUAEのローレルリバーがレーティング128（Rtg）で世界一に輝いた。

　シティオブトロイは6月の英ダービーから8月の英インターナショナルステークスまでG1レースを3連勝。英インターナショナルS後に得たRtg127でシーズンを終えたが、今回の最終発表で128に上方修正された。また、ローレルリバーは8馬身半差で圧勝した3月のドバイワールドカップでRtg128を獲得。その後に1走もしないまま11月10日のランキング発表まで単独首位を守っていた。

　3位以下は10月のコックスプレートを圧勝した豪州のヴィアシスティーナがRtg127、キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークスを制したフランスのゴリアットがRtg126で続き、日本調教馬ではドウデュースのRtg125が最高。フランスのカランダガンや香港のロマンチックウォリアーらと5位に並んでいる。

　なお、上位4頭の平均値で求められるレースレーティングでは1着シティオブトロイ、2着カランダガンなどの英インターナショナルSがRtg124.25で首位。2位以下はトラヴァーズステークス（Rtg123.75）、クイーンエリザベスステークス（Rtg123.00）、キングジョージ6世＆クイーンエリザベスS（Rtg122.75）と続き、昨年首位のジャパンカップはブリーダーズカップクラシック、凱旋門賞とともにRtg122.50で5位タイとなった。