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24年の世界最強馬ローレルリバー、軽度の故障でサウジC回避

2025年02月13日 11:15

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 現地22日のサウジカップに登録していた2024年のドバイワールドカップ勝ち馬ローレルリバーが、軽度の負傷のため同レースを回避することとなった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』などが報じている。

 ローレルリバーはB.シーマー厩舎が管理するイントゥミスチーフ産駒の7歳馬で、ジャドモントの所有馬。昨年3月のドバイワールドカップを8馬身半差で圧勝し、このレースで得たレーティング128はシティオブトロイと並んで年間トップだった。

 その後は長期休養に入り、今年1月下旬のドバイG3ファイアブレイクステークスで2着。ひと叩きしてサウジカップ参戦の予定だったが、調教中に軽いけがを負って2週間の休養が必要な見込みだという。

 ジャドモントUSAG.オルーク氏は「ただの打撲のようだが、遠征前の大事な調教をこなせなかった」と表明。シーマー調教師は今後について「ドバイでの滞在を続け、(4月の)ドバイワールドカップを目指す」と話している。

 今年のサウジカップは日本馬を除く有力馬の回避が相次いでおり、すでにシエラレオーネ、ホワイトアバリオ、ロックドら米国勢が揃って出走回避している。