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【1351ターフスプリント】アスコリピチェーノとウインマーベルがワンツー!

2025年02月23日 10:40

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 現地22日、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた1351ターフスプリント(G2、芝1351m)は、アスコリピチェーノが逃げるウインマーベルを背後でマークし、直線半ばから一騎打ちに持ち込むとゴールで測ったように差し切った(アタマ差)。

 外から2頭目のウインマーベルがゲートから気合いをつけられてハナに立つ一方、3番枠のアスコリピチェーノは出たなりで先行。序盤は他馬と接触するような面があったものの、ひるまず位置を守ってウインマーベルの背後をキープした。

 最終コーナーでウインマーベルがピッチを上げると他の先行勢が後れはじめ、アスコリピチェーノは外に開いたスペースから労せずスパート。直線半ばからはウインマーベルとの一騎打ちとなり、アスコリピチェーノが首を突き出した所がゴールだった。

 アスコリピチェーノの背後で内ラチ沿いを追走したバーレーン調教馬のゴエモンがさらに1馬身差の3着に続き、連覇を狙ったアナフは6着まで。テンハッピーローズは最終コーナーを最後方で回るなど展開が合わず7着に終わった。

 黒岩陽一調教師が管理するアスコリピチェーノは昨年9月の京成杯オータムハンデキャップに続く4度目の重賞制覇。豪州のゴールデンイーグルに遠征した前走は不利な外枠に泣いたが、この日はスムーズな競馬で実力を発揮した。