【サウジC】次走は「間違いなくドバイターフ」惜敗ロマンチックウォリアーのシャム師が明言
2025年02月23日 11:15
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<サウジC>◇22日=キングアブドゥルアジーズ◇G1◇ダート1800メートル◇北半球産4歳上・南半球産3歳上◇出走14頭◇1着賞金1000万ドル(約15億5000万円)
日本のフォーエバーヤング(牡4、矢作)が香港の最強馬ロマンチックウォリアーに競り勝った。坂井瑠星騎手(27)と、人馬ともに待望の海外G1初制覇。矢作芳人調教師(63)との師弟タッグで、世界の頂点に立った。
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2着に敗れた香港のロマンチックウォリアー(セン7、C・シャム)の次走は当初の予定通り、ドバイターフ(G1、芝1800メートル、4月5日=メイダン)になることをレース後、ダニー・チャップ・シン・シャム調教師が明言した。
シャム師は「ロマンチックウォリアーはいい走りをしてくれました。ダートは初めてでしたが、素晴らしい走りでした。本当に良かったですよ。勝った馬はものすごく強い馬ですが、私たちは大きく負けたわけではありません。初めてダートを走り、ものすごくタフなフォーエバーヤングに負けただけです。頭差(公式発表は首差)で負けました。どうしようもありません」と惜敗したレースを振り返った。
また、今回の挑戦について、「ロマンチックウォリアーで初めてこのような挑戦をしましたが、(香港の)他の調教師や馬主も続いてくれることを願っています。私たちは最善を尽くしました。毎回勝ちたいとは思っていますが、レースはレースです。ロマンチックウォリアーはベストを尽くしました。本当に良いレースでしたし、ほとんどの人がレースを楽しみました」と、その意義を語った。
「ジェームズ(マクドナルド騎手)が満足していたので、私も満足しています。素晴らしい走りでした。3着の馬には大差をつけました。ロマンチックウォリアーはドバイターフのためにドバイに戻ります。間違いなくターフです」と次走については、再び主戦場の芝に戻ることを明確に語った。