【サウジC】パンサラッサ担当・池田元厩務員も感動「フォーエバーヤングの走りはすごかった」
2025年02月24日 14:25
＜サウジC＞◇22日＝キングアブドゥルアジーズ◇G1◇ダート1800メートル◇北半球産4歳上・南半球産3歳上◇出走14頭◇1着賞金1000万ドル（約15億5000万円）
日本のフォーエバーヤング（牡4、矢作）が香港の最強馬ロマンチックウォリアーに競り勝った。坂井瑠星騎手（27）と、人馬ともに待望の海外G1初制覇。矢作芳人調教師（63）との師弟タッグで、世界の頂点に立った。
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23年にサウジCを制した矢作厩舎所属のパンサラッサを担当した池田康宏元厩務員（66）は、自宅のテレビで日本馬にエールを送った。
自身が長年所属していた矢作厩舎の勝利に、「フォーエバーヤングの走りはすごかった。直線入り口ではロマンチックウォリアーにやられた、と思ったけど、馬と瑠星の諦めない姿に感動した。パンサラッサで勝った2年前を思い出しました。（ネオムターフCの）シンエンペラーも強かったね。2頭ともドバイでも楽しみだし、応援しています。やっぱり矢作厩舎はすごいよ」と感慨深そうだった。
レース後、フォーエバーヤングの鞍上を務めた坂井騎手に祝福の連絡をすると、すぐ返事があったという。
「レース直後でバタバタしていたと思うし、たくさんお祝いのメッセージが届いていたと思うんだけど、そんな中ですぐ返事をくれた。瑠星ってすごいよね。『2年前、パンサラッサに乗れなくて、悔しかったです。この先も、もっともっと勝ちたいです』という内容が書いてあって、それもうれしかった。もっと勝ちたいってどれだけ貪欲なやつなんだよって思ったけどね（笑い）」と冗談交じりに話していた。