【リヤドダートスプリント】米短距離王者ストレートノーチェイサーが快勝
2025年02月25日 11:40
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現地22日、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場でG2リヤドダートスプリント(ダート1200m)が行われ、昨年の米最優秀短距離牡馬ストレートノーチェイサーが快勝した。
レースは日本馬ジャスパークローネが外からハナを切り、序盤は2番手のストレートノーチェイサーが第3コーナーで内から先頭に。余裕の手応えで持ったまま直線に入ったストレートノーチェイサーは直線半ばから満を持して追い出し、最後は2着の地元調教馬ムクタヘムに3馬身3/4差の勝利を収めた。
5頭が参戦した日本勢は、2着から半馬身差の3着に入ったガビーズシスターが最先着。リメイクは7着、ジャスパークローネは9着、チカッパは10着、地方馬のイグナイターは11着に終わった。
D.ブラッカー厩舎のストレートノーチェイサーはスパイツター産駒の6歳馬。昨年11月の米G1ブリーダーズカップスプリント以来のレースで、重賞は3連勝となった。
米競馬メディア『Daily Racing Form』によるとブラッカー調教師は4月5日のG1ドバイゴールデンシャヒーンに向かう意向を示し、サウジアラビアの深いダートよりもドバイの速い馬場の方が向いているかもしれないと語っている。