コールバトルが4連勝で米G2レベルS制覇、KYダービー候補に浮上
2025年02月27日 11:45

現地23日、米オークローンパーク競馬場でケンタッキーダービー路線のG2レベルステークス(3歳、ダート8.5ハロン)が行われ、J.ヴァルガス騎乗のコールバトルが4連勝で制した。
最内枠から出たコールバトルはハナを争う4頭から4馬身ほど離れた5番手をキープ。コーナーで外から仕掛けつつ2番手まで上がると、直線では逃げていた2番人気タイのマダケットロードと叩き合いに。これを制して前に出ると、そのまま1馬身1/4差をつけてゴールに飛び込んだ。1番人気のサンドマンは直線で猛追するも、さらに半馬身差の3着までだった。
L.ブライリー厩舎のコールバトルはデビュー4戦目の2勝目からリステッドでの2連勝を挟んで4連勝で重賞初制覇となった。エーピーインディ系の父コールフロントはドバイG2ゴドルフィンマイルの勝ち馬だがG1制覇はないマイナー種牡馬で、コールバトルも1歳セールでの落札価格はわずか7万ドルだったが、すでに獲得賞金は120万ドルに迫る活躍を見せている。
また、KYダービー出走馬選定ポイントシリーズ「Road to the Kentucky Derby」は70ポイントとなりトップに浮上。米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、ブライリー調教師は5月の本番の前に3月29日のG1アーカンソーダービーをひと叩きする予定だと語っている。