アメリカンステージがドバイGS前年覇者に善戦、G3マハブアルシマールで2着
2025年03月02日 11:45

日本のアメリカンステージが現地1日にドバイゴールデンシャヒーン前哨戦のG3マハブアルシマール(メイダン競馬場、ダート1200m)で古馬に挑戦。前方から先に抜け出した昨年のドバイGS覇者タズには5.17馬身差の完敗も、唯一の3歳馬ながら2着に善戦した。
大外12番枠から好スタートを決めたアメリカンステージは、並ぶように先行するタズら2頭の後ろで3番手を確保。O.マーフィー騎手が砂を被らない位置に誘導すると、最終コーナーで抜け出したタズを目標に末脚を伸ばす。直線半ばまでは3、4馬身差に食い下がっていたものの、最後はG1ホースの地力に突き放される形となった。
3年前の勝ち馬で道中は離れた4番手追走のイースタンワールドがアメリカンステージから0.27馬身差の3着に続き、直近3戦ともタズの2着に敗れていたカラーアップはさらに1.95馬身差の4着に終わっている。
タズは地元のB.シーマー調教師が管理するオックスボウ(父オーサムアゲイン)産駒の8歳セン馬。日本のドンフランキーを6馬身半差で下した昨年のドバイGSから5連勝とし、この間の着差は斤量が1.5kg軽いカラーアップに3.26馬身差の前走が最小と、高齢とは思えない充実ぶりを見せている。