現地2日、香港シャティン競馬場で香港4歳三冠の第2戦にあたる香港クラシックカップ（4歳、芝1800m）が行われ、B.アヴドゥラ騎乗の伏兵ルビーロットが勝利した。

　序盤は14頭立ての後方2番手からとなったルビーロットは、後方のまま最後の直線へ。残り300メートル付近で大外へ持ち出して追い出すと先行勢をまとめて差し切り、ゴール前では僅差にもかかわらずアヴドゥラ騎手がガッツポーズするほど桁違いの末脚を披露した。

　一冠目の香港クラシックマイル勝ち馬マイウィッシュは先行策から抜け出していったんは先頭に立ったものの、ルビーロットの豪脚に屈して3/4馬身差の2着に終わった。

　D.ヘイズ厩舎のルビーロットはオーストラリア生まれのルビック産駒。香港クラシックマイルでは末脚不発で6着に敗れていたが、今回は見事な末脚でタイトルを手にした。