ヴィアシスティーナが7度目のG1制覇、ベリーエレガントSでファンガールらに雪辱
2025年03月06日 11:35

現地1日、豪ランドウィック競馬場でG1ベリーエレガントステークス(芝1600m)が行われ、女傑ヴィアシスティーナが前走で後塵を拝したファンガールらへの雪辱を果たした。
昨年のロンジンワールドベストレースホースランキングで豪州最高位となる3位(レーティング127)だったヴィアシスティーナは、秋初戦だった2月のG2アポロステークスでファンガールとリンダーマンに後れを取っての3着。この日は序盤から縦長となった馬群の中ほどとなる5番手で機を伺う。
そのまま直線に入ると馬場の中央から伸びていき、残り50メートルを切ったところで先行していたリンダーマンを差し切って先頭に。さらに外から迫るファンガールも抑え込んでゴールに飛び込んだ。
0.36馬身後方の2着争いはファンガールが0.03馬身差でリンダーマンに先着した。
ヴィアシスティーナはC.ウォーラー厩舎が管理するファストネットロック産駒の7歳牝馬。今季前半はウィンクスステークス、ターンブルステークス、コックスプレート、マッキノンステークスとG1を4勝し、休み明けだった前走こそ敗れたものの叩き2戦目での本領発揮で7度目のG1制覇となった。