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豪G1ニューマーケットH、レーン騎乗のジョリースターが馬群から突き抜ける

2025年03月09日 11:50

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 豪G1ニューマーケットハンデキャップ(芝1200m)が現地8日にフレミントン競馬場の直線コースで15頭により争われ、D.レーン騎乗の1番人気ジョリースターが一団で進む馬群の真ん中を追走すると、残り200mで開けた進路から一気に突き抜けて2着のヘッドウォール(6番人気タイ)に1.25馬身差をつける完勝を収めた。

 枠順が真ん中の8番だったジョリースターは出たなりに馬群の中で折り合いに専念し、先頭から23馬身ほどの位置を追走。残り400mからピッチが上がって馬群がバラけはじめると、目の前に開けたスペースに飛び込み際立つ脚勢で抜け出した。

 2着のヘッドウォールは勝ち馬を背後でマークし、その隣から外ラチ側へ抜け出した5番人気のストレタンエンジェルがさらに1.5馬身差の3着に続いている。

 C.ウォーラー調教師が管理するジョリースターはフェアリーキング系ズースター産駒の4歳牝馬。今回は202311月の豪1000ギニー以来となる2度目のG1制覇で、重賞は通算4勝目とした。

 豪競馬メディア『racing.com』のインタビューに応じたウォーラー厩舎のC.ダックワース助手はジョリースターの次戦をTJスミスステークス(45日)とし、その後に英ロイヤルアスコット遠征のプランがあることを明かしている。